先生、小説の原稿まだですか? 完成したザンス! え?上がりましたか? はい、一件。 大例外小説ザンス。 何何? トンネルを出ると出口だった。 トンネルの入口君と出口さんは離れ離れで、 ああ、かわいそうだった。 だから時々恋文を社長さんに頼むんだったけど、 社長さんは出口さんに恋をしているものだから、 恋文破って鼻噛んで。 最後はトイレの落とし紙。 入口君と出口さんの恋はいかにだった。 ミーノ小説いかがザンス? ああ、これでも小説か。 こんなくだらんものをうちの雑誌に載せられるか。 もう、他の小説家に頼むわ。 あ、待ってちょ。 ミーノはお金がないザンス。 ミーノ小説、載せてちょ。 は、はなせ。 載せてくれるまでは、はなさないザンス。 か、かえせ。 その小説、載せてくれないとミーノは植え地にしてしまうんザンス。 うん、ズボンとパンツを返してくれ。 今の小説がだめなら、もう一回チャンスちょ。 てないと返さないザンス。 見捨てないで。 わ、わかった。もう一度だけチャンスはやる。 だから返してくれ。 嘘じゃないでしょうね。 しつこーい。 明日、原稿を取りに来る。それまでに完成させておくんだな。 ああ、助かるザンス。 頑張っていい小説書くザンス。 烈光小説家、イアミン大先生。 次の日だにゃるべ。 今日こそ決策を書くザンス。 おなかへこへこ。 なんか食べないと。 なんか食べ物食べ物。 何でもいいから食べたいザンス。 情けないザンス。 ちみは何を食べて生きてるんザンス。 教えてちょ。 みーにも分けてちょ。 この小説が売れたら、 たい焼きを100個食べようと思ったのに。 ヤギがうらやましいぞ。 おでーん。 おでんはいかがですか。おいしいおでんだよ。 おでん。 にひゃー。 おでんはいかがですか。 おでんちょ。 ええ、何を差し上げまっしょ。 ちみの好きなだけちょ。 ええ、ぜ、全部買ってくださるの。 ただでほしいザンス。 な、なめるね。 なめるならからしをなめろってんだい。 ひだいことするザンス。 いいザンス。 みの小説は売れて、お金持ちになっても、 ちみのところのおでんなんか買ってあげないザンスから。 ええだ。 くやしかったらベストセラーでも書いてみな。 はい、いらっしゃい。 ぼくはサーボーダーだよ。 こにゃく一方ほしいだよ。 ありがとさ。 ぼやお金持ちだね。 はい。 いただきます。 くひざらあげるよ。 はっはっ。 うまい。 まだ味わる。 うまい。 でもんぱしてやんす。 ひもじいザンス。 なんだ? いや、うめぼしのたねザンス。 あ、いやみせんせいだ。 せんせい、なにしてるの? しえ、しょしょしょ、小説のたねをさがしてたんす。 それを言うなら、小説のねたでしょ。 そう、そうとも言うザンス。 このうめぼしのたねをねたにして、小説を書くザンス。 おお、こうしてはいられないザンス。 うかんだアイデアをすぐに小説にするザンス。 さすがプロの小説家はちがうね。 ぼくたちだったらうめぼしのたねを書くザンス。 うめぼしのたねを大罪にするなんて考えもつかないもんね。 せんせいのところに行ってさ、いろんなこと教えてもらおうよ。 そうだね。いかがおう、ここ。 いかがおう、ここ。 せんせい、最近はどんな小説をお書きになったんですか? このあいだ、本屋さんでせんせいの本さがしたけど、一冊もなかったよ。 くだらん。もう最近の小説はどれもこれもくだらんザンス。 だから、みーは歴史に残るような小説以外は書かないザンス。 どんなものを書いたんですか? あかずきんちゃん。 それと、戦争と平和。それに、十五少年ひょうりゅうき。 うーん、読んだことはないけど、題名だけは聞いたことがある。 あれみーなやみせんせいが書いたんですか? はい、どれもこれも30分でささっと書いたザンス。 たたかい! えぇーっ!たった30分で! そーんけいしちゃうな。 ちみたちも一生懸命勉強すれば、みーのような立派な人間になれるザンス。 おそ松、いち松、から松、ちょろ松、とど松、じゅうし松、ごはんですよ。 母さんだ。帰ろうぜ! おそ松、から松! はぁ? ごはんだ、ごはんだ、ごはんだ! ごはんだ、ごはんだ、ごはんだ、ごはんだ、あはぁ。 どこへ行くんですか? ど、どこ? そう、みーは関係ないザンスだね。 さよなら! しぇー! あの、やっく。 今日こそ溜まってる家賃を払ってもらうからな。 そ、それが、いちんもないザンス。もう少し待ってちょ。 もう待ってない! そこをなんとかしてほしいザンス。 おやさんはとってもいい人だって評判ザンス。 見えすいたお世辞をどうもありがとう。 こ、こ、今度は、おやさんのために、あの、小説を書くザン。 書いてほしかないね。 それより家賃をちゃんと払いな。 払いたくてもないザンス。 だったら品物をもらっていくよ。 あ、そ、それやめてちょ。 夜は寒いザンス。風邪ひいちゃうザンス。 きてるもんの脱ぎな。 いや、それだけやめてね。お願い。 ひ、これで終わったわけじゃねえぞ。 え、へ、へ、へ、ち、 ええ、いよいよ、どん底ザンス。 なんか書いてお金にするしかないザンス。 かこ、王子は窓辺にたたずんで、ひめの名前を呼んだ。 餃子ひめ、君はどうしてそんなにおいしそうなの。 そこで目玉焼き法師は自分の気持ちを伝えるために 部下のカツ丼とおでんとリンゴとバナナとスパゲティと野菜とうなぎと はぁはぁはぁ いやぁダメだんす 浮かんでくるのは食べ物ばかり はぁ ん? あはぁぁぁぁ あはぁ あ え? おしえはいいんだいました あ? ねずみが家でするよじゃもう終わりだんす はぁぁぁぁぁ いやみせんせい は? とうさんがよかったらお風呂に入りにきませんかって うわっ裸だ あ、あしおと聞いたらねピンと来たんす たぶんお風呂のお誘いじゃないかななんてもう裸になって待ってたんす すごい感だ さすがは小説家 今行くだんす じゃあね うまくいけばなんか食べ物にありつけるかもしれないじゃん へっ へっ へっくしょっこ はぁぁぁぁ いい湯だね あこりゃこりゃ はぁ いやしかし体が温まると厳しくおなかに応えるじゃんすね あ あ? おいしそうな石鹸じゃんすね うんうんうん 石鹸のにおいじゃんすね くそ まあこれは間違いなく石鹸じゃんすね あん うんうんこれは間違いなく石鹸じゃんす ちょっと薄味じゃんすね へっ あんあん うんうんこれは間違いなく石鹸だ え? ん? え? あ え? 困ったじゃんす え? しょうがないお湯を飲むじゃんす あん あん あははは ちょっと油っぽいじゃんすね えぇこれで隠し味じゃんす さっ 頭はないのが飲むじゃんす 石鹸に挑戦す いいわなって頭はいいじゃんしょ 【おまけ】 【オープニング】 今ノリタマでキリンの身体検索プレゼント 元気いっぱい伸び盛り センチメートルキログラム キリンの身体検索 センチメートルキログラム 元気いっぱい食べ盛り センチメートルキログラム 今ノリタマの今日もおいしくマーク2枚で 毎週500名様にキリンの身体検索プレゼント お子様の成長は丸見屋の喜び ましくはお見せでね 腹いっぱいじゃんすよ お茶でもどうぞ飲んでってください 母さん 陽感か何かあっただろう 今お待ちします 陽感 陽感 今日も子供がお邪魔したそうです すいませんね 母さん 関係ないよ そんなはず 今日落ちたばっかりよ 変な 母さん お湯が少なくなってるよ え? いっぱい沸かしておいたわよ あら 気がつかなかったわ この陽感少し髪が生えてるわ だめ 少しぐらい髪が生えていたっていいじゃんす だめ 平見さん こうなったら白食するじゃんす せんけんを食べたのもお風呂のお湯飲んだのもみぃじゃんす みぃはこの一週間何も食べてないじゃんす 何も? お食事をしてないのなら最初に言ってくださればいいのに おいしそう みぃがいただくじゃんす まだ生ですわ 生だって何だっていいじゃんす おかわりじゃんす 食べた 食べた 食べた このゴンは一生忘れないじゃんす まあまあお隣同士じゃないですか 母さん わしの着物があっただろう 先生に差し上げて 服まで 少しやみこのゴンは一生忘れないじゃんす ご飯をお腹いっぱい食べさせてもらって その上着物まで みぃは幸せ者じゃんす 一円もない割にはいい着物着てるじゃねえか やめてちょ もう手があるんだったら家賃払え 寒い じゃあいただいていくぜ 私って幸せ 汚れなき乙女はこうして現実の厳しさに見落としていくじゃんすね 砂漠のような都会でたった一人の寂しい私 優しかったのは大妻一家だけじゃん そうだわ 心優しい大妻一家のことを小説に書くじゃんす うひゃー 創作意欲を泡いてきたじゃんす なに 小説が完成しているんですと はい 徹夜して書き上げたんす でははい えーなになに 愛と感動の物語 月焼き記念日 おそ松の家をモデルに書いたんす おそ松くん一家は それは それはいい人達でした パパもいい人 ママもいい人 おそ松もいい人 ちょろ松も いち松 から松 とど松 十四松も みんないい人 みぃのために月焼きをご使用してくれました しらたきやネギや白菜 椎茸も 春雨もちろん牛肉も たっぷり入っておりました みぃ ネギに甘い醤油が染み込んだ味は 一生忘れないじゃんす いかがだんしょ みぃは裸で寒いけど 小説の方は心温まるだんしょ な 待ってちょ 見せないでしょ 見せないでしょ もう一回 ちゃんじに だめだめ 私は子供の作品は いらんのときに 離せ 何 うちが欲しいのはな もっと読者を刺激する ドギツイ小説なんだ ドギツイ小説 みやドギツイ小説得意だんす 得意? 待ってでしょ 今書くからね はい はい なになに おそ松一家は残酷だった パパはおそ松を蹴り殺し 一松の足を不一心入り そして妻に向かって叫んだ 母さん包丁とのこぎりを持って来い すごい 先生 この先は 今度は トドマツをすき焼きにして 食べましょうと妻が言った そしておそ松家から子供が一人 生えていった こんな残酷なことが 世の中にあっていいのだろうか いい いい あっていい いや 見先生 この小説なら 大きいと間違いなし 来月号の文も書いておいてくださいよ やったー 万歳 ミの小説がついに売れたん ざんす 本になって世間の目に触れる ざんす 本になる ということは おそ松たちも読む 動機 まずい まずい まずい じゃんす 本が出る前に逃げる じゃんす あやばい いやー 逃げる気だな ちゃうちゃうちゃう じゃんす ついにミの小説が売れたん ざんす はい いや 細かそうだって その手に乗るか やったー あたはは ここ一週間 いやみ先生の姿見ないけど どこ行ったんだろう うちにいないのか うん どんな姿かしら お困りなら ずっとうちでご飯を食べて いただこうと思っていたのに 本とたちのことが本になってますぜ ひょっとして やみ先生が書いた 僕のことも書いてある 当然 待て待て わしがめくる 僕のことね なんて書いてあるのね パパはおそ松を蹴り殺し しなつの足を食いちぎり なんだこれ 何だこれ おそ松の足を食いちぎり おそ松の足を食いちぎり なんだこれ みーはいるじゃないじゃん おやさんこないで逃げる みやみならうちにいるよ みやみをやっつけろ いたぞ あたは しー やったやった よくもひどいもの書いてある やったやった まさか助けて 先生 先生の書いた超絶好き人気ですよ やみ先生 うちの出版社でも書いてほしいだよ 先生先生 ぜひうちにも書いてください 書いてよ あたは やみはあっという間に流行作家だんす やみ先生 ゆうがたまたにうちの原稿 お願いしますね うちのもお願いしますよ わかってるんだんすよ むずむずというと書いてやらないだんすよ すいません先生 そんなに怒らないでよ 流行作家は偉いだんすよ なんか肩怒ってきただんすね 先生肩おもみします 右手が疲れただんす はいはい マッサージするだよ 喉が渇いただんすね はいオレンジジュースです オレンジ? みはスイカのジュースが飲みたいだんす スイカのジュースですか 3分15秒以内に持ってこないと オタクの原稿を書かないだんすよ おたくの原稿を書かないだんすよ わかりました 流行作家は偉いだんすよ いやみの原稿を待ってる編集者だ やるべ いやみ出てこい みんないやみ先生お守りしろ おう いやみ いやみ あ、いやみの本だ なになに 目玉のお守りさんは 100円を拾って猫ばば それだけじゃない道を聞いた人を 打ち殺した 圧倒郷やチビタのくりくり頭を たこ焼き器に突っ込んで 青のりをふきかけたら美味しいだろうと もっぱらんの噂か デカパンイーンの悪戦は あいたが風薬の代わりに水虫の薬を 飲ませるともっぱらんの評判 しかし先生の小説は なんでこんなに人気が出たんでしょう 人の秘密は知ることは 面白いだよ いやみ いやみよくもひどいことを書いてくれたな いやみあやうし 大流行作家は心のない人々に 襲われているだ おまりさん助けてちょ お願い 俺が100円拾って猫ばばしたって 小説に書いたろ いやいやあれはフィクションだって 実際の事務となんの関係もないだんす うるさい 早くすぐ やめろよ 守るいやみは一切しからずだべし 天才バカボンがセガのゲームになったのだ てれれ はじめちゃんは さらわれたはじめちゃんを探すのだ 爆笑コミカルギャグゲーム セガ 天才バカボン セガなのだ カードメイトだ すっごいだろ 私が忍者だ すごいだろ カードサイズのびっくりパワー カードメイト セガ お兄ちゃん 私のパックンチョ食べたでしょ もうすぐパックンチョするんだから パックンチョっておいしいぞ パックンチョ 森永チョコボールでわくわく感覚をあげよう 大きくなったぞ わくわく感覚 エンゼルマークでおれちゃおう 森永チョコボール みなのもの 図が高い ここにおわすはおでんはんの若とのちびた様があるぞ さあ若様 お前何か言ってやってちょ ひとつ人の生き血はうまい さきの冬ショー 背中のからじしがすべてを見通しでいい なんだんすそれは 次回お城がとなりに引っ越してきた ほんとうちの馬鹿とのは イヤミンお前せっぷくね しえ サンセ ヤンレ おそ松の ずぼうをから松がはいて ちょろ松の シューズを一松とかえて とど松の まゆを十四松に かいても シェイ やっぱり おんなじ むつごさ だよ だよ そんなもんだよ だよ そんなもんだよ よく見れ地球は 不思議のかたまり おそ松 どでよいのよい ちょちょいのちょい ほほいのほい おそ松おんどでよいのよい ちょちょいのちょい ほほいのほい ひとの悪口は言わないようにするザンス しえい