ただいま! あれ?誰もいないの? ん? なんでワープロ置いてあるんだよ パパお帰りなさい 町内カラオケ大会が近づいたので 優勝を目指して みんなでカラオケしてきます 今日ワープロが届いてきました カラオケの優勝を目指して みんなでカラオケしてきます 今日ワープロが届いたので カラオケ大会の案内状をよろしくね まあまあ どうして僕がやらなきゃいけないんだよ あれ? なんで開かないんだよ あ、このボタンか 開いた開いた ん? お? キーボードが複雑だな わけがわかんないよ 困ったな なんだ? なんだ? 困っておいでのようですね 今井さん あ、本 何を隠そう私は天の声です あなたがもし本気でワープロを覚えたいのなら 私が教えてあげましょう 本当ですか? よかった おや? それはカシオのワープロですね さすが奥様お目が高いこと ではレッスンの前にカシオのワープロの特徴を ほんのさわりだけ説明しておきましょう よろしくお願いします まず書体がたくさんあって しかもスーパーアウトラインフォントだから 文字の輪郭がこんなに滑らか 基本となる文字の大きさは 4ポイントから64ポイントまで 1ポイント刻みで設定OK おまけにハイパーアウトライン機能を使うと こんな楽しいレイアウトも自由自然 ね、カシオのワープロだと あれが作れる、これを作ってみたい なんてどんどんイメージが膨らむでしょ 膨らんできました、膨らんできました ほら、こんなに、うわ、こんなにいっぱい ほらほら、あまりふざけないでね いいですか? 先利の道も一歩から あなたはビギナーであるのですから まずワープロの基本を学ばなくてはなります これがレッスンのスケジュールです このように操作前の準備から始まって キーを打つ、入力、編集、そして印刷、文書保存 さらに年賀状や初中未満などに便利な 葉書きの当てない印刷 それからラベルが簡単に作れる ラベ化印刷もこの際レッスンしちゃいましょう そんなにあるんですか? でも、いま言うぞ 頑張ります 天の声さん、さあ、さっそく始めましょう ちょっと待って、焦らない いいですか? キーを打つ前に3つの準備をしなくてはなりません まず、付属品の電池と電源コードを用意してください これですね では、ワープロの裏側に電池をセットします そうそう、プラスマイナスに気をつけて これで仕様中に電源を切っても 作成中の文書は残っていますから、と安心 2つ目は、電源コードのセットです 電源コードのフラグをワープロ本体とコンセントに差し込んでください 電池OK、電源コードOKですね 3つ目は、メモリーリセットです メモリーリセット? そうです メモリーリセットをすることで、正しくワープロを動かせるようになるのです ただし、ワープロを買った後、初めて使う時にだけ行います 2回目からは電源スイッチを入れるだけでワープロが使えるようになります なるほど では、付属のアプリケーションディスクを用意してください これですね そのアプリケーションディスクをワープロ側面のプロピーディスクドライブにカチッと音がするまで差し込みます 次に、シフトキーと交代キーを同時に押しながら電源スイッチを入れます ピーッと音がしたら指を離してください ここで、選択・実行キーを押します そうそう、そのキー はい、このような画面が現れたらメモリーリセットOKです イジェクトボタンを押してアプリケーションディスクを取り出しましょう さあ、操作前の準備ができたので、いよいよ入力のレッスンに移りましょう はい、わかりました あの、ここが暗くてちょっと見えにくいんですけど そこは、表示画面といって入力した文字を表示するところです 見えにくい時は、表示画面右下のボリュームで、濃さを調節してください うん、これでやした では、しっかり画面を見てくださいね 画面の一番上は、モード表示行 ここには、文書名や用紙のサイズなどが表示されます この四角は、カーソルといって、文字を打ち込むことのできる位置を表します そうそう、文字を打ち込むことを入力といいます 覚えておいてね カーソルは、キーボード右下にある4つのカーソルキーで動かすことができます カーソルキーを押してみてください あ、動く動く 画面下のここが、情報表示行 この数字は、カーソルが何ページの何行目、何桁目にあるかを表しています では、カーソルを最初の1ページ、1行、1桁に戻しておきましょう ここは、入力状態や日付・時刻などを表しています 日付・時刻の設定方法は、説明書を読んでくださいね 一番下が、ファンクション表示行 キーボードの、機能キーやシフトキーを押すと、使える機能が変わります F1からF10のキーを押すと、その機能を使うことができます ファンクション表示を元に戻すときは、解除キーを押します ここまで、OKですか? それでは、文字の入力に移りましょう 例えば、こんな案内状なんですけど、僕でもワープロで作れますか? うーん、この文章を作りたいんですね そうなんですよ、両方にワープロなんて、ちょちょいのちょいなんて、吹いちまったばっかりに とりあえず、案内状をワープロ打ちしてみました ご覧遊ばせ、この文章を作りながら、文字の入力と訂正の仕方をレッスンしていきましょう うわ、でも、IUEOがバラバラで、字を探すのは大変そう 一見、バラバラに見えますが、これはよく使うキーを中心に置いた、実配列といって、慣れると早く打てるようになるんですよ ではまず、ひらがなで、緑の実を打ちます そう、それですね では、軽くポンと押しましょう あらら、キーを押しすぎちゃいましたね、そういうときは、交代キーで、いらない文字を消してください ね、消えたでしょ、交代キーはカーソルの左側の文字を消してくれる便利なキー、覚えておいてね 次は、ド ない、ドがない こらこら、ドは、とをまず打って、そのあと、てんてん、つまり、濁音のキーを打って作るんです 濁音のキーは、上から2列目の右の方、そうそう、それ では、ドを打ってください では、続けて、リを打ってみましょう よくできました この緑の下には点線がついていますね これは入力した文字をひらがなのままにするか、それとも漢字に変えるのか、ワープロが待っている状態なんです 今はひらがなにしたいわけですから、こういうときには、無変換キーを押します ね、カーソルがリの右に動いて、次の文字が入力できる状態になったでしょう さあ、次はカタカナのパークシティです カタカナですか? カタカナを打つときは、入力状態をカタカナに切り替えるんです でも、ここにカナと表示されているので、今はひらがなが打てる状態ですね キーボードの一番下に、青でカタカナって書かれたキーがあるでしょう? ここでカタカナを入力できる状態に切り替えるんです でも、ちょっと注意、このように青で書かれたキーノーを使うときは、左下のキーノーキーを押します では、キーノーキー、そしてカタカナキーと押してみましょう ね、表示が変わったでしょう? では、パークシティと打っていきましょう パは、ハを打ってから、マル、つまり半楽音のキーを押します さっきのドと同じ要領ですね パ、次の伸ばす言葉、超音のキーはここです 続けて、ク、シ、テ、ここで注意 次のイ、これは小文字ですね 小文字を打つときは、シフトキーを使うんです では、シフトキー、すると情報表示行がシフトに変わりますね では、イを打ちましょう はい、よくできました 天の声さん、ありがとうございます ここで注意、次のノ、これはひらがなですね でも、入力状態はカタカナ、これをひらがなに戻さないと では、ひらがなキーを押しましょう 表示が、かなに変わりましたか? 確認したら、ノを押しましょう ノも漢字に変えないので、無変換キーを押しましょう 次は、皆様へです ここで、変換・時効保キーを使って、ひらがなを漢字に変換する方法を覚えましょう そう、それが変換・時効保キーです まず、皆様へと打ちます OK、では、変換キーを押しましょう ここで注意、皆様へと漢字で表示されましたが、入力したい様へはひらがなです このように、入力したい漢字に変換されなかった時は、さらに変換キーを押します 探している漢字が現れました でも、このように黒字に白抜き文字の状態ですね そこで、この字を選択しますという意味で、選択・実行キーを押します このように、カーソルが辺の右に移動して、次の入力ができる状態になりました 今い感激です、ちゃんと打てました、はい これで、1行目はOK、次は2行目ですね このように、カーソルを次の行に移動させたい時は、開業キーを押すんです 2行目には、1993年7月7日と数字を打ちます 数字やアルファベットを打つ時も、入力状態の切り替えが必要なんです 一番下のA数キー、これを使います では、A数キーを押しましょう 表示がABに変わりましたね この日付の数字は、今まで入力してきた文字と大きさが違いますね 今までの文字は、全角という大きさでしたが、この数字は全角の縦半分の大きさの半角と言います キーボードの一番下に、半角・全角を切り替えるキーがありますね、これを押します 表示が半角に変わったことを確かめて、日付を打ちましょう ピリオードはこのキーです 入力できたら、もう一度、半角・全角キーと平仮名キーを押して、入力状態を全角・仮名に戻しておきましょう おさらいコーナー ここで、入力状態の切り替えのおさらいです ワープロのキーは一つで、いくつかの文字を打ち分けます このキーを例に取ると、Aが打てるのは平仮名・仮名の入力状態の時 小文字のAはシフトキーを使います 左の数字はA数状態に切り替えて、上のシャープはA数状態でシフトキーが必要です 入力状態の切り替えは、すべての文字キーに共通します さあ、入力の基本がお分かりいただけましたね ここからが腕の見せ所 3行目にカーソルを移動させて、この文章を打ってみましょう 見ててくださいよ、天の海さん 入力モードを全角のカタカナにしてください 入力が終わったら、開業キーを押して4行目に移りましょう Oはシフトキーが必要です Oの後の当点は、根のキーを使います キーの右側にあるので、シフトキーが必要ですね 最後の当点は、ルのキーを使います これもシフトキーが必要です さあ、ではこの文章を使って、訂正のレッスンをしてみましょう この例のように、訂正前と訂正後の文字数が同じ場合 消したい文字の最初にカーソルを移動させ、訂正後の文字を入力すればOK 訂正した後、文字数が減る場合は、消したい文字の上にまず訂正後の文字を打ちます 次に、残った文字を削除キーで消します このように、訂正後文字数が増える場合は、増える文字数分だけ挿入キーを押して、まず文字が入るスペースを作ります 今は2文字増えるので、2回挿入を押します ここで、カラオケと入力 ほら、変わったでしょ? つまり、訂正して文字が減る時は削除、増える時は増える分だけ挿入を使うんだ。分かったか? ピンポーン、その通り。よくできたわ、いまいさん では、引き続き入力していきましょう。カーソルを九点の後に移動させることと、入力状態の切り替えをお忘れなく あれ?なんでこうなるのかな? よくある間違いですね。バシー4と4を小文字にしなかったために、正しく漢字変換されなかったのです そうだったんですか でも、大丈夫。どうしようと思った時は、解除キーを押しましょう。こうして漢字変換される前の状態に戻りますから、ここで入力し直しましょう なかなかいい調子。次のブラボー。これはアルファベットですから、入力状態をA数に切り替えます。 アルファベットのキーはそのまま打つと、小文字が打て、シフトキーを使うと大文字が打てます。 では、シフトキーを押して大文字のB、続いてシフトキーなしで小文字のR、A、V、O いやー、終わった終わった ご苦労様、いまいさん。これで入力のレッスンは終わり。次に、この文章を使って、編集の仕方を覚えましょう。 よし、頑張るぞ では、文章に表情をつける編集のレッスンです。 ベタ打ちした文章は、編集するとこのようになるんですよ。 その前に少し、今までとは違う方法で、4行目と5行目を入力してみましょう。 今までは、分説変換という方法を使って、文字を打ってきました。 分説というのは、夏のね、カラオケ大会をね、というように、言葉の後ろにねをつけて、区切れる塊を言います。 これから文章をまとめて入力した後、一度に変換する一括変換のやり方で、同じ文章を作ってみましょう。 用意はいいですか? はい、心も体も準備OKです。 このワープロは、ひらがなを自動的にカタカナに変えるカタカナ変換機能があるので、カラオケもひらがなのまま打ってみましょう。 うち終わったら、変換キー。 ほら、いっぺんに変わったでしょ。 ここで、実行キー。 同じようにして、次の文章も打っていきます。 レストランは、ひらがなのままで大丈夫。 ブラボーは、A数に切り替えます。 ひらがなに戻して、ですくてん。 では、変換キーを作ってみましょう。 では、変換します。 すごいでしょ? ここで、実行キー。 でも、いつもこのように、思い通りに変換されるわけではありません。 そういう場合、どうすればいいか、練習してみましょう。 まず、一行削除の機能を使って、5行目を消します。 カーソルが5行目にあることを確かめて、機能キーと一行削除。 では、カーソルを先頭に戻して、この文章をどんどん入力していってください。 了解しました。 さあ、入力。 入力だ。 入力が終わったら、変換キー。 すると、こんな風に変換されてしまいます。 ワープロは、Uと勝者2羽と分節を判断しているので、正しく分節を区切り直さなくてはなりませんね。 分節の区切りを変えるときは、左右のカーソルキーとシフトキーを使います。 シフトキーを押しながら、左のカーソルキーを押すと分節は短縮され、 逆に右のカーソルキーを使うと分節を伸ばすことができます。 では、まず左のカーソルキーを押して、反転をUに移動しましょう。 この場合、分節は伸ばすんですか?縮めるんですか? えっと、UからU勝に変えるわけだから、3文字分節を伸ばすんですよね。 ピンポーン!素晴らしい!その通りです。では、やってみてください。 OK?でも、次のシャニーはの漢字が違いますね。 次のカーソルキーを押して、変換。この、等という字も違っていますね。変えましょう。 変換キーを押しすぎて、目的の漢字を通り越した場合は、全候補の機能を使います。 機能と全候補キーを押し、前の漢字を表示させれば大丈夫。 これで、すべての漢字が正しく変換されました。 カーソルを分末に移動させたら、実行です。では、最後の文章を打って変換しましょう。 案内状の入力ができたので、カーソルを1行1桁に移動させます。 こういうとき、便利なのが、分頭の機能です。 このように、機能キーと分頭を使うと、カーソルを素早く、文章の先頭に移動させることができます。 では、このように編集してみましょう。 カーソルを2行目に移動させます。では、この行を右寄せしましょう。 機能、そして、右寄せを押します。 日付が画面に表示されなくなりますが、ちゃんと記憶されているので安心してください。 3行目は、横倍角という大きさの文字にした後、文章を真ん中に移動させるセンタリングの機能を使っています。 まず、F4の文字サイズ変更をします。 次に、横倍角のF3を押して、サイズを指定します。 それから、文字を拡大する範囲を指定します。 開始位置は、カなので実行。 終了位置は、セですね。 カーソルをセに移動して実行。 えっ、横倍角になったでしょう。 では、これを真ん中に移動させましょう。 機能、そして、センタリングと押します。 次に、3行目と4行目にスペースを作るので、開業キーを押します。 できたー! 天の声さん、早くこれを印刷したいんですけど。 はいはい、わかりましたよ。 じゃあ、印刷のレッスンに移りましょう。 はい。 インクリボンのたるみ 何かお忘れじゃないですか、いまいさん。 紙があっても、インクリボンがないと印刷できませんよ。 そうそう、それ。 じゃあ、付属のインクリボンをセットしましょう。 インクリボンのストッパーを外して、リボンのたるみを、こうして、なくしておきましょう。 それから、プリンタカバーを開けます。 ここにインクリボンをセットするんですよ。 では、リボンテープが、インジヘッドの向こう側に行くようにセットします。 テープが、インジヘッドの向こう側に行くようにと。 できたできた。 セットできたら、プリンタカバーを元の位置に戻します。 次に、用紙をセットします。 ここでは、A4サイズの用紙を使うので、用紙の左端をペーパーガイドのA4の位置に合わせます。 紙押えレバーを手前に倒して、用紙を差し込みます。 紙が前から出てきたら、用紙の向こうと手前を合わせて水平にします。 次に、紙押えレバーを倒して、用紙を固定します。 今度は、ノブで紙送りします。 ノブは、そうそうそれ。 ノブを手前に回して、はい、これで準備は完了。 では、印刷してみましょう。 印刷の時は、まず、機能を押します。 すると、メニューが変わって、F8に印刷が現れます。 では、F8を押します。 次に、ここでは文章をすべて印刷するので、F1の全文印刷を押します。 ここで、実行。 いやいや、これまでの苦労が報われたって言うんですか? 感激者ですな、こりゃ。 印刷できたら、レバーを手前に倒して、紙を取り出してください。 うん、いい出来じゃないですか。 いや、それほどでは、待ってたらいいかな。 もし、印刷が薄かったら、表示画面右下の、インジノードボリュームで調節してくださいね。 了解しました。 インクリボンは、黒の他、赤や青、それに、1個で7色の印刷ができる、マルチカラーリボンもあるので、カラフルな印刷が楽しめるんですよ。 はい。 千の声さんに、文章保存について質問いたします。私も、この案内所、大切に大切に保存を願うものでありますが、金庫に保存するなんていうのは、いかがなものでありましょうか。 その保存とは、意味が違います。 どうも、すいません。 このワープロは、内部と外部に文章を保存する機能を備えているんです。 内部というのは、ワープロ本体のこと。 レッスン1で、ワープロに電池をセットしたでしょう? あの電池のおかげで、電源を切っても、作成中の文書が、ワープロに記録されているのです。 では、試しに電源スイッチをオフにしてみましょう。 で、もう一度オンにすると、ほら、ちゃんと残っているでしょう。 これをメモリーのバックアップといいます。 でも、内部だけでは、いくつもの文書を作ることができません。 そんなとき、外部に文書を保存し、必要なときにいつでもそれを呼び出して使うことができるんですよ。 ここでいう文書保存というのは、その外部メモリーのことで、保存にはフロッピーレスクを使います。 こちらですね。 確かに、それがフロッピーレスクです。 しかし、ワープロの付属品のフロッピーレスクを、文書保存に使ってはいけません。 文書保存用には、新しいフロッピーをお買い求めください。 わかりました。こちらですね。 文書保存用に購入したフロッピーは、正しく文書が保存されるように、初期化します。 では、フロッピーの初期化を始めましょう。 まず、初期化するフロッピーを、ディスクドライブにセットします。 カチッと音がするまで、フロッピーを差し込みます。 次に、機能を押し、F7の外部記憶を押します。 F7の初期化を押します。 ここで、開業を押すと、初期化が始まります。 1分半から2分経つと、終了しましたというメッセージが現れます。 では、先ほど作った案内状を保存しましょう。 解除を押して、外部記憶のメニューに戻します。 ここで、F1の保存、もう一度F1の全部保存を押します。 新規名称入力が、反転になっているのを確認して、実行を押します。 では、文書名を入力します。 ここでは、文書名を案内状にしましょう。 打てたら、実行。すると、文書保存が始まります。 文書保存が終わると、文書を作成できる状態に戻ります。 では、この文書を消して、FROPPYに保存してある文書を呼び出してみることにします。 えぇー、消しちゃうの?不安だなぁ。 大丈夫。では、ここで文書を一度に全部消す、全文消去の方法を覚えましょう。 まず、F10の文書消去。次にF4の全文消去。 そして、実行を押すと、ほら、消えちゃった。 この全文消去は、よく使うので、しっかりやり方を覚えてね。 では、案内状を呼び出してみましょう。 呼び出しは、まず機能、次にF7の外部記憶、そしてF2の呼び出しを押します。 次にF1の文書呼び出しを押すと、ほら、保存されている文書名の中に、ちゃんと案内状がありますね。 呼び出す案内状が反転になっているので、実行。もう一度実行を押すと。 えぇ、案内状が呼び出せたでしょう。 確かに案内状がしっかりと。 初めてでここまでこれたら、もうワープロのプロ。 次は、もっと高度な技、はがきの当てない印刷にチャレンジしましょう。 よーし、やったるで。 案内状は、全文消去しておきましょうね。 はい。 えぇ、これ全部このワープロで作れるんですか? 驚いてはいけません。これはバリエーションのほんの一部。 当て名の大きさ、文字の太さや傾きなどを添加させることで、何通りものオリジナルの当て名印刷ができるんです。 では、この、アテナの印刷を見せてみましょう。 まず、当て名をアドレス機能の住所録に入力することから始めます。 住所が簡単に呼び出せる付属の郵便番号辞書のフロッピーを用意しておきましょう。 はい、この通り。 では、メニューキーを押します。 ワープロ以外にも、このように色々な機能が使えるんですよ。 ここでは、カーソルキーでアドレスを反転表示させて、実行を押します。 では、新しく住所録を作るので、F1の新機を押します。 それから、F1の作成を押します。 これで、アドレス入力画面になりました。 下向きのカーソルキーを押していくと、入力した内容が、 派書のどの位置に印刷されるのかが、網掛けされて表示されます。 では、カーソルを名前に戻して、順番に入力していきましょう。 名前は佐藤由美。 入力できたら、下向きのカーソルキーを押します。 次の読みが5文字分、自動的に表示されます。 確認したら、カーソルキーを押して、次に移ります。 東和物産。 会社名を入力しない場合は、そのままカーソルを移動させて、次に移ります。 所属役職は、アドレス入力画面になります。 入力しない場合は、そのままカーソルを移動させて、次に移ります。 所属役職は、第一営業部。 所属役職は、入力しないので、次に移ります。 電話1、2も入力しないで、郵便番号に移りましょう。 郵便番号は、157。 ここで、郵便番号辞書が入ったフロッピーをセットします。 では、カーソルを住所に移して、機能郵便番号辞書と押します。 郵便番号を確認したら、実行。 すると、このように、その郵便番号に該当する住所が一覧表示されます。 簡単に呼び出せて、便利でしょう? 変換キーを押すと、別の候補が表示されます。 東京と世田谷区、正常に該当する数字、2を押します。 さあ、ここで注意。 はがきには、網質材で美しく印刷したいでしょう? だから、一行が10文字から14文字程度になるように、会業を使って住所に区切りを入れるんです。 わかりました。 この場合、朝日マンション202号を2行目にしましょう。 住所はこれでOK。 微行と連名は入力しないでおきましょう。 これで、1人分の入力が終わりました。 実行を押します。 すると、2人目の内容が入力できる状態になりますが、ここではF10の中止を押して、入力を終わりにします。 次にF6の差し出し人を押して、差し出し人を入力しましょう。 ここでは、皆さんご自身の名前などを入力していってください。 入力できたら、実行。 では、いよいよ印刷してみましょう。 F8の印刷を押します。 次はF1のはがきたて印刷。 ここでF3を押して、印刷設定します。 下向きのカーソルキーを押した後、手書き流印刷をF1のするに設定します。 書体を網質書体にしましょう。 ここで実行。 次にF4の手書き流設定を押します。 このように、力強くとか、優しくとか、文字の形が選べるのが嬉しいですね。 F5のフリーを使うと、オリジナルの設定ができますが、今回はF4の元気よくにしてみましょう。 ここで実行。 これで必要な設定が終わりました。 次はF2の一人分印刷。 印刷する佐藤さんに矢印が合っているので、実行。 ここではがきをセットします。 はがきは、あて名の面が裏になるようにしてセットしてください。 左端を用紙ガイドのはがきの位置に合わせ、上端をプリンタカバーAに合わせます。 セットが済んだら、紙押えレバーを後ろに倒してから実行をします。 面画上はこれで決まり。 印刷が終わったら、F10の終了を押しましょう。 ここで作った住所録をフロッピーに保存するので、文書保存用のフロッピーをセットして、F1の保存終了を押します。 先ほどの案内上の保存の時と同じ操作で、住所録を保存します。 すると、アドレス機能からワープロ機能に戻ります。 これであて名印刷のレッスンは終わり。 次は楽しいラベカ印刷に移りましょう。 よーし、ますます乗ってきましたよ。 全能会さん。 ワープロで簡単にラベルが作れるラベカ。 このように、ご家庭やビジネスで身の回りの整理をするため、いろいろな用途に使えます。 ハイパーアウトラインの美しい文字や、書体が豊富なこのワープロなら、ラベカの属性が100%引き出せます。 では、アルバムのラベルとして、こんな印刷を試してみましょう。 ラベカ印刷のフロッピーリスクと、別売のラベカを用意してください。 これと、これですね。 まず、機能を押してF7の外部記憶。 次にF2の呼び出し。 そしてF1の文書呼び出しを押します。 ディレクトリ名一覧へが反転していることを確認して実行。 ここで、使用するテープの幅や、何行を印刷するのかを指定します。 ここでは、12ミリのテープに1行入力するので、このまま実行。 次に、印刷するテープの長さを決めます。 ビデオカセットなどに印刷するときは、そのフォーマットを選びますが、ここではアルバムのラベルを作るので、長さフリーを選びます。 このまま実行。もう一度実行。 すると、目的のフォーマットが表示されます。 ここで、ラベルの内容を入力していきます。 文字を入力する場所は、ここ。 上の表示されている範囲を目安にして入力します。 では、家族旅行ナンバーファイブ。佐渡・新潟と入力しましょう。 よし。 ここで、ラベ化印刷のプログラムを呼び出します。 ラベ化印刷のフロッピーはセットされていますね。 次に、ベニューキーを押し、ラベ化印刷で実行。 セットしたラベ化の種類を選択します。 12ミリになっているので、実行。 次に、F1の印刷を選びます。 ここで、印刷の範囲を指定します。 開始位置を家に合わせ実行。 終了位置を肩に合わせ実行。 ここで、ラベ化をセットします。 セット方法は、インクリボンと同じです。 では、実行を押して印刷しましょう。 さあ、取り出してみましょう。 ハサミでカットすれば、はい、出来上がり。 ねえ、簡単でしょ? よし、これでOKと。 印刷ができたら、ラベ化印刷を終わらせましょう。 F12の印刷を終えます。 印刷ができたら、ラベ化印刷を終わらせましょう。 F10の終了、実行。 これで終わりです。 この他、シール作成機能を使うと、 ビデオカセットやフロッピーの大きさにカットされたシールを簡単に作成することもできます。 なるほど。 紙のシールとフィルムシールの2種類があり、色もたくさん揃っています。 ラベ化印刷とシール作成で、部屋や仕事場もつっきり片付きますね。 こりゃ、日本人が喜ぶぞ。 文字の入力からラベ化印刷までのレッスン、いかがでしたか? 本当に助かりました。 でも、ご紹介できたのは、ワープロが備えた機能の中のほんの一部にすぎません。 では、文書作りに差がつく、驚きの機能をいくつかご紹介してまいりましょう。 面倒な編集作業があっという間にできる自動編集。 ベタ打ち文章を用紙に最適なレイアウトを考えながら、ワープロが自分で編集してくれます。 DTPソフト、チートプラン2を使うと、こんな編集も楽々。 縦書き・横書きを混ぜたり、絵や写真を組み合わせて、しゃれった雑誌のような文書作りが楽しめます。 このほか、表処理ソフトを内蔵していますので、表計算やグラフ作成も簡単です。 ぜひ、これらの機能もマスターして、あなたの思い通りにワープロを使いこなしてくださいね。 ありがとうございました。 田中さん、もう大丈夫。 まあまあ、今井さん、本当に大丈夫? 大丈夫です。 何かわからないことがあったら、また声をかけてくださいね。 では、ごきげんよう。 ありがとうございました。 田中さん、さよなら。