This program is brought to you by the Ogawa Seiki, a company that is familiar with the world's OS engines. In 1911, the first small engine was released in Japan and it was exported to the United States. In 1913, the engine was developed. In the next 40 years, the company has been working on this road. OS engines, which always lead the world of small engines. Healthy 工学研究室なんですけどいろんな機会がありますけれども 今日は切削ということについてですね いろんなお話を伺いたいんですが 切削といいますとなんか難しく聞こえますけれども 字で書きますと切ると それから削るという字を書きますね 切る削るならいろいろ私たちの日常にいっぱいありますよね そうですね 例えばどういうようなことがありますかね そうですね 私の周りにこの切るということと削るというのは 本当にたくさんございましてですね そうですね まずいい例が まあ私の家庭でまずちょっと例を拾ってみましょうか そうしたしますと日常で密接な関係が食べるということと絡みましてですね そうすると包丁ですね そうでございますね 包丁で肉を切ったり野菜を切ったり これも切るですね 当然ね それからナイフとフォークなんかで食べるときにステーキをやりますね それから小刀で工作なんかやりますね そうですね 缶ので削った日常台区 それから鉛筆を削ったり そうですね この切る削るということをうまくやる人とうまくやれない人といろいろあると思うんですね それはどういうところなんですか やっぱりコツみたいなものね コツは何度か経験を積むと こういうことでいっしろ熟練のような 熟練を積んでるうちに自然のうちに体得してコツになると それは細かく分析すると例えば鉛筆を削るということは いい角度で切ってそして同じ力を加えるというようなことですね そうでございますね 角度が一つ重要 それからそこにどれくらいの力をかけて それから人間は非常に微妙な感じを与えることができますので そういうことで参りますとその時の調節の仕方 なるほど こういうことじゃないでしょうかね そうですね しかしそういうことを考えてみますとそれをもっと誰でもできるように しなければならないということがありますね ここにたくさんの機械がありますけれどもこれは工作機械というんですか そうでございます 工作機械というのが実はそういうことをやっているわけですね そうなんですね今お話が出てましたのはこれは日常生活のお話でございます がその日常生活の切るとか削るということがこれが産業だとか工業の社会 入ってまいりますとですね今のようにおっしゃったように 工作機械というふうな形で表れてくるわけでございますね そういうのは工作機械というのは昔からあったんですかね これはですね非常にこのどういいますかいろんな文献にですねいろんな 形で出てきているんですけどもちょっと一番古そうだという例を見ていただき ましょうか 実はこの絵でございますがこれはですね紀元前三世紀頃このエジブト のですね墓の壁画なんですそれでですねこれは二人の人が迎え合って いましてそしてこの人はこうなんか草の紐のようなものでこう回して る これを回してるわけですね そうなんですね これがなんとかをするというものですね そうなんですねものですねそれからこちらの人はですねなんか こう当てているようにご覧になれると思いますが いわゆる刃物かなんか昔だったら貝とかそうなんですね たぶんですね貝とかあるいは石とかそういったものを作りましてですね これを思うとおりの形にしよう そうですねそういうことですね どうもこれが一番古いんじゃないかということでございます ですから紀元前三世紀ですから今までにもう長い歴史があると こんな風に考えているんじゃないでしょう なるほどね そういう昔からあったということでありますかなるほどね さあそれではですね切る削るということはですね一体どういう風に行われてる のかという はい 切る削るということねなるほどそういうことが基本になってきている ので はい今のお話のようにですね日常生活に非常に密接に入っています のでだからもうそういう原理的なこといわゆるなぜ切れるかその一種 のからくりでございますがこれはもう十分わかっていると実は思い がちなんですがなかなかそうはいきません なるほど それでは早速ちょっとみたいなものがあるわけですね そうでございますね あっ図がありますね まずですねちょっとご覧いただきましょうこれはですね削るというその一番 のからくりをわかっていただくようなモデル図なんですがここにこう 削りたい材料がありましたそれからですねここにこう書いてあるこの 部分これだけを削り取ってですね 残りこれだけの厚さのものを作り たいとこういう場合ですねこれは その時に使いますいわゆるナイフ あとこれは カンナと考えていいですね そうですねこういうふうにしてこのカンナをこっちで動かしまして そしてここにある取りたいともだけをこう覗いてというそうします とですねここにありますようにここを少し赤く書いてございますが この強制的にこれお前よこれどけっとこういうわけでございますんで 非常に摩擦が出まして高いですねこれがですねだいたい500度から1000度 ぐらい そうですかそんなあるんですか 非常に高い温度になるとこれは一つ特徴でございますのと だからもう一つはですねここにかかってくるこのカンナの工具 ですがかかる力が非常に大きくてここに書いてあります100から250 キロ 1平方ミリあたりということなんでもう少しわかりやすく言いますと ですね 10,000気圧ぐらいなんです ですから大気圧の1万倍ぐらいのですね圧力がここにかかって なるほどね そうしますとその当たっているところというのはこれが写真なんですかね そうでございます それをちょっと見ていただきましょうかね それでですねどんな風にじゃあその辺が なっているかというようなことをですね調べますために実は私ども まあ最近新しい装置を開発しておりましてそれはあの操作型電子 顕微鏡と言われる電子顕微鏡の中で 写真撮ったものですね そうなんですね削りましてですね これが刃物 そうでございます これが削られていくということですね そうでございますそうするとですね材料にもよりますしこの工具と 言われる刃物にもよりましてですねいろんな形のものができていく これはこういう風になっていると そうですねこれがまあこれがトランプのカードってこう考えてやります と滑っているこの辺で滑っている様子がお分かり いただけます それとこちら側はですねこんな風になるわけですね そうなんですよ先ほどのと比べて いただけますとですね随分違うなという風にこうお考えいただけるか と思いますがこういったものができていく ちょっとバラバラになっている もっとバラバラというのがですね これですか そうでございますここにありますように これはちょっと これは材料が中鉄でございましてあらかじめこういう風ないろんな 細かい欠陥と称するものがございます そのためにきれいに切り崩を出てほしいと思うんですが こんなバラバラにこうなっちゃうわけですね なるほどね ですからここですからできてきた面も非常に悪くなる こんなことがですね拡大をしまして実際に削っている状態を調べる と分かってくるんだけど はい じゃあそうするとこんな風に削れるということになりますと いかにこう正確に思い通りに削らなければできないかというふう になりますね そうですね その今どの程度まで精密にできるわけですか そうなんですね それじゃあそのところの関係を整理しました 表を見ていただきましょう これはどういうことですか これはですね縦軸に書いてございますのがですね ちょうど10cmの丸棒を考えてください 丸棒 10cmですから100mmですか その丸棒の 作ろうと 作ろうということですね それが5さって書いてありますが 10cmのを作るのに 1mmくるっちゃう ああ1mmくるっちゃう という意味は100mmの10cmのものを作りたかったんですが 101でございますね 101mmから99mmの間のものができる なるほど それはちょうど産業革命の頃の機械というのはこういう機械でした と それがだんだんと良くなっていって精度が 上がってきましたね 1950年というともう随分良くなってきましたね そうなんですねこれでいきますと これは何て言うんですか これは1ミクロン 1ミクロン 1ミクロンということは 1mmの 1mmの10分の1 100分の1 1000分の1 1000分の1 1000分の1 1000分の1ミリの5さそうするとですね もっと現在1980年というとこの辺になるわけですか そうでございますね これは大変なことでございます 1ミクロンから0.1ミクロン 0.01ミクロン ですからミリで言いますと10万分の1ミリと こういうことです そこまで進んでるわけですね そうなんです こんな風な面が品物ができるようになってきてるんですね こういうのが今の状態でございますね じゃあねそういう正確なものを作って どんなところに応用されてるんですか そうですね 初めのお話で日常生活ということで考えますとね 今どの辺まで来てるだろうと こういうことになるんでございますけど 実は私どもがですね あれと思うようなことはいくつかあるんですよ どういうことでしょう それはですね まあ一つは私どもコンピュータっていうのは 非常にこう身近に感じますよく使われますが コンピュータの中にですね この記憶させるのにこのディスクっていうの このディスクっていうのはですね この面が非常にきれいな面でないと 性能が良くない そのディスクというものの面がですね 要求される今の面の精度っていうのがですね 0.01ミクロになる これぐらいの精度のものですとですね その能力が非常にいいと ああなんかいろんなところに進めるわけですね ただ日常生活切る削る それがもう何百万分の1ミリというところですね すごいですね それでですね今後ますます進むと思いますね それでですね希望としましては0.001ミクロ こういった今よりもまだ10倍ほど 精度のいいものを作りたい これでは少し無理でございますが その辺のところまでですね やりたいなというのがですね 研究している者たちの願いなどが そうですか もうさらに精密になるわけですね 今日はあのしかしね大変面白いですね この切る端に切る削る 非常に身近なものですが 工業的にも価値があると なるほど そういうことでございますか 今日はどうもありがとうございました こちらこそどう OSライブスティームセンターでは ライブスティームに関心を持ちの皆様の ご相談を受けたまっております 詳しくは電話大阪06704-9821まで ご連絡ください 昔から人々はいろいろな機会と 触れ合ってきました やがて蒸気機関車が誕生 世界を駆け巡りました 蒸気機関車を愛して50年 絡まぬ研究を続けたOS 小型エンジンの王者小川世紀が その進化を発揮するライブスティーム ロコモーティブ この番組はライブスティームのOS 小川世紀の提供でお送りいたしました