この番組は世界のOSエンジンでおなじみの小川正紀の提供でお送りいたします 昭和11年日本で初めて小型エンジンを発売アメリカへ輸出開始 昭和13年早くもマリンエンジン開発 次来小型エンジンを見つめて40数年ひたすらこの道を歩む 既に小型エンジンの世界をリードするOSエンジン 科学の散歩道、今日も神戸大学の研究室にお邪魔しております。今日は空間を見るというテーマでやってみたいと思いますけれども、これは難しいんですね。 今日のお話はこの方でございます。神戸大学教養部の宮崎幸司先生です。よろしくお願いします。 いやーなんか色々と折り紙みたいなものがたくさんある。これはなんか意味があると思いますけれども、なんか最近皆さんのこの身の周りの模様なんか見てましてもね、 なんというかワンパターンというかね、同じ模様ばっかりですね。それから高段住宅行っても同じ家がずらっと並んでるとか、 なんかもっと違うようなことをね、できないかと思うんですけれどもね、あれはどうなんですかね。 やっぱりかなり知識が古いですね。もう少しですね、今80年を迎えるんですか、あるいは2000年を迎えるんですから、もうちょっと前を見てですね、 そのデタラメな世界をですね、買いまめるっていうのも一つの方法ですね。 大学の先生がそんなこと言っていいんですか。 大学もだんだん変わってきました。 そのデタラメな世界というのはどういうことなんですか。我々の服の図案とかですね、そういうのとどういうふうに違うわけですか。 我々の服はですね、このどなたの洋服を見ましても、みんなある人のユニットと言いますか、ある単位の面積が全てこの平行移動されながらですね、できているわけです。 ユニットがある単位で。と言いますと、私のこの服を見ますと、平行移動というのは平行にものがあるということですね。 ああ、そういうことですね。 そういうものがある種の単位でいくつも広がって、大きくなってしまう。 そういうことです。 全てそういうことですね。 しかも、それはですね、本当に小さな世界で見ますと、結晶構造とかですね、いろんな物質の分子構造なんかも、 全てですね、ある小さな小さな分野で見た限りですけど、あるユニットが平行移動されてできるというわけですね。 分子とかそういう、もう小さいものですね。 だからこそ、我々安心してですね、果てまで、解釈できるわけです。あるユニットは平行移動されるだけですから、もうあと。 予想がつくということですね。 結構ずっと先まで行っても同じものがあるということですね。 だからそこが安心できるということですね。 それを壊さなければ。 未来の造形はちょっと面白くないと私はそう考えております。 それはどういうふうにやるわけですか? 例えばですね、我々の霊福は一応こういうふうに、誰が見てもわかります。 だから現在すでにですね、ちょっと変わった試みをする人がおりますしですね、例えば日本の中でも、これをちょっとご覧いただけますか。 はいはい。こういうのよくありますね。 こういう、伏前ですね。 伏前に使われて。 これは平行移動じゃないですね。 そう思ったらお間違いでですね、私はそのためにこれをお見せするわけですけど、 これ実は京都に仙田昌次郎という方が住んでられまして、その人が修学院理級とか葛羅理級の伏前に応用するために考えられたんですけど、 非常に伝統的な模様なんです。 ところがこれをご覧になってわかりますように、うんと小さな部分ですね。 小さな部分を見ましたら、これは私は先ほど言いましたように、超未来的ななんかデタラメな模様かのように思いますけど、 これをある部分を一つの半木に掘りまして、それを平行移動していくわけです。 そうするとちょうど一つの半木の下側とそれから上側がうまく結ぶつくようになっておりますので、 その平行移動するだけで大きな伏前の紙が全部埋められていくわけですね。 よく見ると、これとこれが一緒ですね。 そうです。 この下にすぐこれが来てる。 これがある。 そういうことですね。 それが全部、これが一つのユニットということですね。 繰り返しがあるわけですね。 つまりこれにしても、部分的に見たら非常に自由なように見えても大きく見ると、相変わらず平行移動があるという。 よく結ばの模様とか、日本の和服の模様なんかもありますね。 あります。 ですから、すでにこういうふうに、未来の世界には、これ江戸時代からの伝統があるんですけど、その時にすでにちゃんとできておるんですけど、相変わらず平行移動になっております。 しかし、一つ一つ全部違う模様を考えていると、もうすごく時間がかかってたまらんじゃないですか、それは。 それを今日ご説明しました。いくらでもそういうことができますよということを自信を持ってお勧めしたいわけですね。 どういう意味ですか。 ですから、今日お話することをもし勉強されましてですね、出たらめな模様がいくらでも無限に作られるという、非常にこの。 それはおかしいですね。 そういう非常に面白い世界が開けるわけですね。 例えばどんなものですか、早速。 例えばですね、まあそしたらこれはおしまいにしてしまいまして。 おしまいまして。 これはおしまいまして。 どうするんですかね。 例えばですね。 考えてます。 これですか。 これを、これをちょっと。 それですか。大きな模様ですが。 これは平行移動じゃないですか。 これはですね、ご覧になって。 平行になってないわけですか。 これ、正五角形ですね、これは。 つまりですね、今までの世界、今までのデザインの世界では正五角形では、模様が非常に作りにくいということになっておったわけです。 今、その正五角形を平行移動したんではですね、変に生まれていかないわけです。 だから我らの洋服、どれ見てもですね、五角形ばっかりでできた洋服なんて、まず滅多にないです。 ただし、時々はですね、五角形はちょっと変形するとですね、正五角形ではなくて、ちょっと変形した五角形だったら、 まあ、あの、横断歩道とかですね、歩道の四季姿についてあるんですけど、 こんな方に綺麗な正五角形ではですね、平行移動したんでは平面生まれていかないんです。 ところがですね、その五角形でもこんな風に隙間を残すとですね、この緑色の隙間ですね、これ残すと平面というのはこんな風に生まれていかないですね。 これはしかしユニットで何かなってません?同じものが。 いや、そうではないですね。 例えばこれがこうでしょ? 違うんですよ。 どっかありませんか? 実はですね、 絶対ないですか? これがですね、この部分ですね、この部分がどっかにあります、確かに。 これがね、同じものがありますけど、さらに大きな部分を見るとですね、違うんですよ、実は言いますと。 あ、組み合わせが違うと言いますか? 違うんです。だから小さな分野では同じ、でもちょっと大きなところで見たら違うんです。 ところが、この大きな分野とですね、同じところはまた別にあるわけです、どっかに。 ところが、それとこではですね、もっと大きな面積を見るとまた違ってきているわけです。 ああ、そうですか。なるほどね。 分音的に見るとですね、なんか同じようでも、少しずつ大きな面積見ましたら、もう違ってくらいですね。 違ってくらいですね。 家に持って帰って、鉄屋で探してみようかな。 ずっとはダメです。これはですね。 もう、はずれなく、この大きな面積を見ていくと違っているようになりますので。 ああ、そうですか。他にどんなのがあるんですか? ああ、これがあります。 これはですね、それも有名なタイルワイルスです。 これは、フォーデル・ベル・ウッドという人が、この世紀になっている、この世紀の初音でしょうかね、見つけられたタイルなんですけど。 これは面白いタイルワイルスです。 これは、立つのを通してもらうインディアがあります。 このインディアは、一つっきりなんですね。一つっきりで、これ、空間、果てまで埋まっていきます。 ああ、そうですね。 もう、これ、大体お分かりですね。 全部、平行じゃないですね。 それが、同じ形がどんどんどんどんどん。 どんどん繋がっております。 これは、ちゃんと虹の七色でですね、作ったんです。 模様は分かりました。そしたら、家なんかで後段住宅とかですね、同じ家ばっかりなんです。 ああいう時はどうするんですか? こういう平面のパターンについては、まだいろいろと面白い造形があるんですけど、 と言いまして、まだちょっと空間に行くのは早すぎるんです。 これはですね、実はこのやり方の、この模様はですね、現在、ホームで特許なんか当たられまして、 決して、すぐに思いつくんではないんですね。 これ、いろんな、例えばペンローズっていう、エシャーの周り会談なんかで有名なんです。 人がいろいろ工夫しながら、先ほどのこれはペンローズさんが考えたタイルバリなんですけど、 いろんな人が、ある種の直感によってこれを考えていたわけです。 それをですね、そういう直感ばっかりでやってたんでは、思いつくのデザインしかできませんですね。 そのばっかりで。そうでなくて、もしかしてこれを、何と言いますか、 この質上づけてですね、何か法則を見つけてですね、 それで平面を埋めていくことができましたらですね、 あとはこの平面との対比ですかね、それで空間っていうのはすぐ考えられますので、 まあ、最初に平面におけるこういう埋め尽くしのですね、 規則を見つける必要があるんですね。 それさえわかったら空間っていうのはまあ簡単にできるわけですね。 いろんな写真がある。 例えばこういうのが、これとか、これとか、これとか、 いずれもですね、これちょっと見たとこ、 同じものが集まってるみたいですけども、違うんですか? 先ほどと同じように、ちょっと大きな盆矢を見ると、 だんだんと様子が変わっていくわけですけど、 空間はこんな風にありますけれども、いろんな形に切れるわけですね。 勝手に切ってもいいわけですね。 それをうまいことを考えるということですから、なかなか難しいです。 後ろにあるのはあれなんですか、これは? そういう、今言いました、これも出たらめな埋め尽くしの一部分なんですよ。 みんな違いますね。 全部、これはですね、ユニットは一つ同じなんですね。 この繋がり方が違ってくるわけです。 だからこれを見てですね、そんなに何も、 そんなに言うほどのことないでないかと言われますけど、 これをたくさん使ってですね、空間を埋めていくと、 今お見せしましたよね、五角形で見合ったような、 あんな図形ができるはずなんです。 例えばですね、こういう造形も空間に使うことができますね。 こういうふうに。 これを住宅にするわけですか? これを住宅にするわけです。例えば三角形のところを倉庫にしたりですね、 黄色いところを寝室にしたり、大きなところを今にしたりですね。 いくらでも使い方があります。それとかこういうものを使ったりですね。 それとか、こんなものとかですね。 いろいろと、この。 なるほどね。 いろいろあるわけですね。これを使って実際にですね、設計しておる例がたくさんあるわけですね。 結局住宅というのは空間をどのようにうまく使うかというようなことになってきますわね。 それで今ですね、今の。 まあ、目的によってですね、ゆったりしようじゃないかとか、変化に飛ばそうじゃないかとか、いろいろあるわけですけれどもね、可能性を追求しているという、そういう感じにしますね。 今日は宮崎先生にこの空間を見ると大変ね、ちょっとこういう問題は分かりにくいと思うんですけれどもね、 でもまあ、住宅問題に置き換えて考えると、なかなか分かりやすいという、そういう感じが出てきました。 あ、あんまりこう、統一性の話にさせていただけたら。 どうもどうも、ありがとうございました。 こちらこそ。 OSライブスティームセンターでは、ライブスティームに関心をお持ちの皆様のご相談を受けたまっております。 詳しくは、電話、大阪06704-9821までご連絡ください。お待ちしております。 昔から人々は、いろいろな機会と触れ合ってきました。 やがて蒸気機関車が誕生、世界を駆け巡りました。 蒸気機関車を愛して50年、たゆまぬ研究を続けたOS。 小型エンジンの王者、小川世紀がその進化を発揮するライブスティームロコモーティブ。 この番組は、ライブスティームのOS、小川世紀の提供でお送りいたしました。